離婚は面倒、とは言われますが…離婚自体ははっきり言って簡単です、離婚届を役所に出して受理されれば離婚成立しますから。
大人だけの話だったら、はい、離婚で縁切り!スッキリ!と、それでよいと思います。私もそれで済むのならそうしたかったです。すぐにスッキリしたかったです。
ですが、子どもが居るとなると違ってきます。子どもを育て上げる、という親の務めがあるからです。
ここ10年ほどの私の気持ち
とにかく会話にならなくてウンザリだったなぁ〜。
未来に夢も持てずに、いつもため息をついて居るような親のもとで、果たして子どもが健全な精神をもって育っていかれるのか?それはないだろうな…親もキラキラ希望に満ちた目をしているべきだよな…。
だけど、経済的にも、子育て的にも、子供の精神的にも、両親揃っている方が子どものため…などとも考え、ぐるぐるぐるぐる、結局そんなで10年近くをやり過ごしてきたところがありました。
離婚を決意したきっかけ
決定打1週間ほど前に、大したことでもないことで何も間違ってもいない子どもを高圧的に言いくるめて、子どもが涙目ってことがあり、そんな態度を子どもにするのは見たことがなくて、「は???????」って思ったのがありました。
百歩譲って私にそういうのはまあいいよ、でも大の大人が子どもにそれはないでしょ!って怒りに震え「何その言い方!!!」ってことがありました。
そうこうしているうちに、詳細は省きますが、最終的にはちょっと暴力入ったよね?な、警察の介入もありの夫婦喧嘩をきっかけに離婚を決意しました。(思い出すとキモいのでこの位で)
もちろん、その後もずるずると、何だこいつ…きも…などと思いながら、目は笑っていないながらも笑顔を作って家族ごっこを続けていくことはできました。
でも、10年近く悩んできたこと、今なら子どもも大きくなってきたし、このままだと自分、死ぬときに後悔するんじゃない?死ぬときに後悔したくないよね?
数年前にも一回、反省してたけど、反射的みたいな感じだったけど手あげたことあったよね?それで今回二度目だよね、二度あることは三度ある、というか、これ許したら、この人はこういうの許してくれる人と思われるよね?それで同じ屋根の下とか…ん〜ないね。
またああいうことあるかもよ?子どもの精神衛生上にもよくないよね。
などと自問自答、離婚を決意するに至りました。
きっかけは最後の夫婦喧嘩だけど、それだけが原因ではなく、背中を押してもらっただけ、今まで思い悩んではいたので、決断すればそこからは早かったです。
何とか協議離婚で決着(っしゃーっ)
実は協議離婚で決着するまでは裁判離婚にもなりかねない状態でした。
まあ相手も商人なだけに損をしたくない思いが強い、かつ、今お金厳しいってことで、なるべくお金かけずに離婚しようということで話がまとまってよかったわ〜って感じでしたが…。
ええ、もちろん舵取りはしました。裁判費用ありませんもの、というか、ヤツとのことに時間もお金も掛けたくないわって感じで。
舵取りするにあたり、離婚の手続き関係の一連の流れを理解するのにバイブルとして必携していたのがこちら。
最新オールカラー版 これだけは知っておきたい 図解 離婚のための準備と手続き適度な図解と文章で視覚的にも頭でも理解ができ、離婚への不安の払拭に役立ちました。
ちなみに私たちはすでに別居していたので、ほぼ全てのやりとりは電話で行い、決めていきました。
「やり直そう。」「離婚届に判押さない。」「悪かったと思ってる。」「反省してる。だからやり直せない?」「オレは悪くない。」「全部周りにぶちまける(どうぞ…)」「別れてもいいけど親権はオレ。」「弁護士立てて裁判だ!」「セックスレスだしオレが勝てる!(ははは…最後の喧嘩で怪我した分で病院で診断書貰ってきていますよ)」「ああいうことになったのも○○が悪い、オレはしょうがなく抑えただけ(胸元から首元に手の跡くっきりですが?呼吸苦しくてこのままだと死ねるって思って落ち着いただけですが?)オレの目見てたじゃん、普通ってことじゃん。(これ意味わからない。はぁ?殺す気?うわ、目、キモ!血走ってる!ここは逆らわずにやり過ごすのベターとか思いながら見てただけだけど?まじキモい、意思の疎通無理、お別れするだけだわってなりますけど???ほんとイミフ。)」
と、相手の態度や言うことが話す度にいちいちコロコロと、とにかく毎度毎度言うことが変わるので、こっちが頭おかしくなりそうでしたが、それにハマったらヤツの思う壺なので、そこは冷静に対応。(この頃が一番ストレスだったなぁ。)
ちなみにヤツは酔っ払ってると話したことはことごとく忘れるし(これには毎度イラッ)沸点低くなりがちだし、と言うことで日中に粛々と、さらにそれでも、声を荒げ始めたら話し合いにならないので即電話を切る、で進めていきました。
公正証書を作ろうと思ったわけ
だからといって別れて子育ての全てを一人で行っていくのは大変です。
離婚しても子の親であることには変わりなく、養育費はもちろんのこと、子どもの健やかな成長につながることには協力してもらって、子どもが健全に育ち、大人になるまで見守ることが大切です。
横行する養育費の未払いに便乗しようとした
昨今でも親の義務でもある養育費の未払いが当然のように横行しています。養育費をちゃんと払う親が1/4とかどんだけ〜って思います。
ヤツもはじめは「ほとんど払ってる人いないんでしょ。」な言い草だったので、「養育費を貰うのは子どもの権利。親の勝手で別れたことでなるべく影響を与えないことは親の義務。」と説明。
納得はしたようだけど、そういう考え根底にあることはわかった(というかそうだろうなとは思っていたけど)ので、これは公正証書作っておいたほうがいいな…と思うに至った1理由。
言うことがコロコロ変わる
口では養育費は払うよ…と言っても、例えばうちの場合は、言うことがコロコロ変わったと言う既往があるので、万一のために。また、言うことコロコロ変わるので、そんな約束していない、などと言い出すかもしれません。
そんな不安を抱えた状態では、子どもを健全に育てていく上で、健全であるべき母である私の心にも悪影響です。なるべくそういう原因は取り去っておきたい、と言うこともあり、公正証書を作成することにしました。
あちらも、それを作っておくことで自分にも得があるかもしれない、と計算したのでしょうね、それで「作ろう」と言うことになりました。
次回は…
協議離婚と決まったら、公正証書を!と思いがちですが、その前に1つ、やるべき重要なことがあります。離婚協議書の作成です。
作成した離婚協議書があって初めて離婚公正証書を作れるので。
というわけで次回は「site:How to 離婚協議書の作成」、その次は「公正証書作成の流れ」です。
それではまた!
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