離婚を決めてすぐに離婚届を出すのは簡単です。
ですが、離婚届を出してしまったら最後、手続きができなったり難しくなったりするものもあります。
今回はそういったことを抜けなく行うために、私の失敗談も交えつつ、お伝えしていこうと思います。
離婚届の提出前にやっておくべきは名義変更
ズバリ、離婚届の提出前にやっておくべきことは名義変更です。
「別れたら持って行くもの」「今後も自分が使うもの」は全て、離婚前に名義変更しておく!これに限りますので是非!
婚姻中に夫の姓を名乗っていた妻は離婚をすると夫を筆頭者とする戸籍から抜けます。
そして夫と妻だった2人は違う戸籍に属する人、すなわち他人になります。
同一戸籍の家族ならばチョチョイのチョイで終わる変更手続きが、違う戸籍の他人になると超絶面倒になったり(戸籍謄本、委任状、実印が必要になるなど)、面倒なだけならまだしも「家族ではないのでダメです」と変更自体が出来なくなったりします。
ですので、必ず離婚前に名義変更をしておくようにしましょう。
水道・ガス・電気の名義変更
これらは全て、電話一本で簡単に手続きが完了しました。
携帯電話関係の名義変更
携帯電話の名義変更、これは離婚後、すなわち戸籍から抜けてしまうと、他人とみなされるため、「他人への譲渡」の扱いになり、各種書類が必要な上、携帯会社にもよりますが名義変更手数料が2〜3000円掛かってきます。
これが、家族間内では書類いらず、無料でできますので、離婚前に名義変更をしておくに限ります。
ちなみに、「何が変わるわけでもないし、携帯電話くらい名義変更せずに使い続けていてもよいのでは?」と思うかもしれませんが、いずれ必ず困る時がやってきますので必ず変えておきましょう。
いずれ困る時とは、プラン変更(ネットで行える手続きを除く)、機種変、解約をする時です。いちいち元夫に連絡をする必要が出てきますので、必ず変えておくようにしましょう。
離婚した後に元夫から明細分一括請求されるのも嫌だし、名義変更のついでにファミリーからも脱退、引き落とし口座も自分のものに変えておくのが吉です。
車の名義変更
こちらは、車関係に強いところ…と紹介された陸運局前にある行政書士事務所に全てお願いしました。
変更事項が1つ、2つだったら自分でも出来た気はするのですが、東京から車を運んでそのまま使っていての名義変更になってしまったので、車庫証明をとって、住所変更、名義変更(車の場合は移転登録といいます)、ナンバープレート取得とやること山積み、効率的な手順どころか手順すらわからなかったので、プロに頼んで、結果大正解だったと思っています。
車関係の変更は以下の流れで進みました。
電話で問い合わせ、揃えるべき書類をお聞きする→書類の用意でき次第で事務所に連絡、必要書類を持参→1週間後にナンバープレート出来たと連絡→再訪、車の持ち込み、全ての変更が完了
新しい車検証をいただいて感慨ひとしお。
全てを1.5万円ほどで終えて下さり、何かとバタバタと忙しかった時に、本当に助かりました!
車の保険の名義変更
実は車自体の名義変更よりも、車関係の保険の手続きこそ、婚姻期間中に必ずやるべきだったりします。
(私は車の名義変更が済んで、あ〜終わった〜!嬉しい〜!とその足でそのまま役所に離婚届を出しに行ってしまって、、保険の手続きをすっかり忘れていた、、)
ここ、やり忘れるとどうなるかというと、いいところまで行っていた保険の等級を妻ならばそっくり其の儘引き継げるところ、他人となってしまった元妻だと引き継げないのです。
よって新規契約となり、大分保険料が変わってきます…私は何万も高くなりました😭
自分、どんだけ離婚届けを早く出したかったのかと😅皆様はどうぞそのようなことがありませぬよう!
自賠責保険
こちらは離婚前、離婚後とか関係なかったです。
名義変更してしまえば、次に自賠責保険が更新される時に名義の人の名前での契約に勝手に切り替わります。
(私の場合は、もう残り1、2ヶ月だったので放置でいいと思うとトヨタの方にアドバイスを貰い、そうしました。)
半年以上など、自賠責保険の残存期間が多い時はある程度の返金をしてくれるようなので聞いてみるといいかもしれません。
任意保険
任意保険こそが、離婚届提出前にて名義変更の手続きをしておくべき最たるものです。
離婚前、夫婦間での名義変更ならば等級を引き継げるけれど、離婚後では引き継げないからです。
(そのようなわけで私は思いっきり引き継げず、1からのスタートとなりました😭)
皆様はお気をつけください。是非とも離婚前に手続きをしてください。
まとめ
このように、名義変更に関しては離婚前の手続きが肝です。
是非とも離婚前に変更を済ませてくださいね。
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